dポイントは現金化できますか?
通常はできません。
でも裏技的な方法があるよ。
ポイント投資でdポイントを使って、株や投資信託が取引できます。
買った株や投資信託を売却すると、結果的に現金化が可能です。
dポイントをどこで使うの?
証券会社?
日興フロッギー+docomoを利用します。
dポイントを現金化する方法に、ポイント投資があります。
ポイント投資とは、T-ポイントやdポイント、楽天ポイント、Pontaポイントなどを使って、金融資産である株や投資信託を買う方法のことです。
現在、下記の4種類の選択肢があります。
- T-ポイント:ネオモバイル証券
- dポイント:日興フロッギー+docomo
- 楽天ポイント:楽天証券
- Pontaポイント:auカブコム証券
それぞれ上記↑の証券会社を利用すると、ポイントを使うことができます。
ポイント投資のメリットは、主に3つあります。
- ポイントで株式・投資信託が買える
- 資金0円で投資が始められる
- ポイントを現金化できる
現金を使わずに、資金0円で始められます。
リスクはポイントが目減りする可能性だけです。
仮に株価が下がってしまっても、精神的なダメージが少なくてすみます。低リスクなので、初心者向けの投資といえます。
dポイントでポイント投資をするためには、日興フロッギー+docomoを利用します。
日興フロッギー+docomoの口座開設、ポイントサイトの具体的な利用方法は、↓記事も参考にしてください。
また、有効期限のあるdポイントでもポイント投資ができるため、株などに変えると有効期限がなくなるというメリットがあります。※dポイントは有効期限のあるポイントです。獲得から48ヵ月後の月末がdポイントの有効期限です。
日興フロッギー+docomoで、dポイントを使う ➡ dポイントの有効期限を解除できる。
実際に日興フロッギー+docomoを使って、dポイントを現金化してみました。
この方法にはデメリットもあります。
価格変動リスクです。
この記事では、どのくらいリスクがあるのか?検証してみました。
結論としては、
- dポイント:10,000ポイントが ➡ 9,966円になりました。
- 99.6%の現金化ができました。
価格変動リスクを受けるので、毎回・誰がいつ行っても、100%同じ結果がでるわけではないですが、
ほとんどロスがなく現金化できると考えてOKです。
dポイントの貯め方は、ポイントサイトを活用する方法があります。
ポイントサイトでポイ活をして、ポイントを貯めて、dポイントに交換します。
どこのポイントサイトも、交換ポイントレート増量キャンペーンをやっているときがあります。そのタイミングで、dポイントに交換すると増えやすくなります。
詳しいポイントサイトの比較は、上記↑の記事を参考にどうぞ。
dポイントの現金化|ETF(上場投信)の購入と売却をやってみた。
dポイントでETF(上場投資信託)を購入して、直後に売却して現金化する試みです。
dポイントを使って、日興フロッギーでETFを購入 ➡ 買えたら全て売却 ➡ 現金化
さっそく、日興フロッギー+docomoにて、ETF(上場投資信託)を買ってみました。
ETFの銘柄はなんでもいいのですが、純金信託(1540東証)を選びました。
日興フロッギーで、目的の銘柄を探し、↑画像の買うボタンを押します。
※日興フロッギーのサイト内検索ボックスが、ページ右上にあります。そこに”1540”と入力して検索すれば、目的の銘柄(純金信託:1540東証)がすぐに探し出せます。また同時に、関連する記事がいくつか検索ヒットします。記事を読めば、様々な投資方法のヒントから、銘柄を選ぶことができる仕組みになっています。すばらしいサイトです。
決済方法にdポイントを選択します。
上記↑画像で見えにくいですが、18,396ポイントが現在貯まっている手持ちのdポイントです。
今回は、5,000ポイント分を買うことにしました。
購入金額に¥5,000と入力すれば、5,000ポイント消費して購入できます。
購入金額(dポイント利用)確認画面です。注文日は12/15で平日(火曜日)でした。
時間は18:02の注文だったので、実際に注文が入るのは、次の日の12/16の前場となります。
この内容で注文するボタンをおします。
無事に注文が入りました。
この時点ではまだ、注文取り消しが可能です。
翌日まで待ち、約定が確認できました。
次に、さっそく売り注文を試してみます。金額指定で売り注文が出せます。
若干の値動きがあり、5,008円分保有となっていました。
そこで全額売却してみようと、売却金額に5,008円と入力してみます。
すると『金額は100円単位で入力してください』と、エラーがでました。
金額は100円単位でないとダメなようです。
なので結局、5,000円分を売却しました。
これで翌日には無事に現金化されました。
タイミングをみて、他の銘柄を買ってみようと思います。
金額は口座に入れたままにしておくことにします。
dポイントの現金化|価格変動リスクを軽減する方法|試してみました。
投信の注文を入れて約定し、その後に売り注文をしておくと、
売り注文が決済されるまでタイムラグがあります。
なのでその間には、価格変動リスクがあります。
dポイントを現金化できるのはいいのですが、リスクゼロではないということです。
そこで価格変動リスクをなんとか軽減できないか?と考えます。
ひとつ可能性のある方法があります。
日経225連動型上場投資信託と日経インバース(日経225インデックスと逆の動きをする銘柄)で、両建てをしておく方法です。
これにより、相場があがっても下がっても、それぞれ逆の動きをするポジション同士で相殺できるため、理論的にはリスク軽減となるはずです。
さっそく試してみることにします。
- 日経225連動型上場投資信託(NFNK225:1321東証)
- 日経インバース(NF日経インバ:1571東証)
それぞれを同額買って、その後売却してみます。
この2つのETFは、基本逆の値動きをするはずです。相殺されて価格変動リスクが抑えられるはずです。
チャートをみるとこんな感じになってます。確かに値動きが逆ですね。
うまくいくのか?検証してみました。
dポイントを使って、それぞれ5,000円分ずつ買ってみます。
ETFは、秒や分刻みで、リアルタイムに価格が変更することがないです。
なので買い付けの操作は、のんびりやって大丈夫です。
そういった意味で、dポイント投資でETFを買うという方法は、初心者に向いていると言えます。
買い注文をしておくと、次の日に約定されます。
今度は売り注文をします。2銘柄ともそのまま売却します。
NF日経インバースの方は含み益があり、5,008円分となっていました。微増した形ですね。100円刻みでないと売れないので、5,000円分売却します。
一方で、NFNK225の方は、4,988円になっています。こちらは値が下がって含み損がでています。
先ほどのNF日経インバースの+8円でしたが、こちらはマイナス12円分です。完全に同額ではないということが確認できました。
リスクは減らせますが、完全にゼロではないですね。
また、端数は売却できないので、売り注文できるのは4,900円分とするしかないです。
※端数も売却できます。(下記↓)
結果として、10,000ポイントが9,900円に現金化できた形です。
差額の100円が消えてしまったわけではないです。
売却できなかった現在値の88円分のNF日経225は、保有しておくしかないです。金額指定を全て売却で選択して、売ることができます。
端数は、後日66円分になっていましたが、売却しました。
結果として、dポイント:10,000ポイントが、9,966円に現金化できました。
今後もねらった銘柄に投資したいので、得られた現金はそのまま、口座に残しておくことにします。
日興フロッギー+docomo|期間・用途限定dポイントは使えるの?
dポイントには『通常ポイント』と『用途・期間限定ポイント』があります。
有効期限 | 用途 | 日興フロッギー(キンカブ) | |
---|---|---|---|
dポイント | 48ヵ月 | 全てのサービス | 利用可能 |
dポイント (用途・期間限定) | 獲得したサービスにより 有効期限が異なります。 | 一部利用できない サービスあり | 利用可能 |
日興フロッギーでは、通常dポイント・dポイント(期間・用途限定)どちらも使えます。
キャンペーンなどで、もらえることの多い、期間・用途限定dポイントが利用できるのは大きいです。
うれしいメリットですね。
正直、神仕様です。そのうちルールが変わるかも。
結果・まとめ
価格変動があるので、例えば10,000ポイントが絶対に10,000円に交換できるわけではありません。絶対に100%現金で戻るわけではないです。注意しましょう。
とはいえ、ほぼ99%現金化が可能で、しかもこの方法では、本来はできないdポイントの現金化が可能となります。
また、有効期限のあるdポイントで購入できるため、この方法の利用価値は高いです。ETFや将来性のある銘柄であれば、長期保有しておけば、高確率で資産を増やせます。
また、ポイント投資は投資経験を積んでいくために、初心者にとってはとてもよい方法です。
慣れてきたら、タイミングをみて株やETFの買い時を探っていきましょう。現金の口座入金もすぐにできるので、余剰資金の積み立てを検討するといいかと思います。
上記のように、dポイントは増量キャンペーンが発生するときがあります。※常時ではありません。
うまく利用すれば、モッピーなどのポイントサイトで貯めたポイントがさらに増えます(※増量分のdポイントは期間・用途限定)。増やしたdポイントを投資に回して、将来のために資産化していきましょう。
dポイント増量キャンペーンをうまく利用すれば、ポイントサイトで貯めたポイントを単純に現金交換するよりも、高い金額の現金にできる可能性があります。
いったんdポイントに変えて、その後に、日興フロッギー+docomoを利用して、120%程度の現金に増やすといったことも可能ということになります。
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