米国CIP(インフレ率)を詳しくチェックしたい。
CIPとイーサリアムの関係は?
まとめてみます。
2/14の10:30にCPI(米国の消費者物価指数)の発表がありました。
CPI発表前は市場全体が様子見ムードで、イーサも下がっていました。日足の200日MAでサポートされ、ETHJPYは195,000〜200,000円くらいの価格帯でした。
発表直後は上にも下にも動きましたが、今はジリジリ上がっていますね。
イーサを少しずつ買うと、以前に書いていましたが、少しずつです。
今回は0.05ETH積み増し。1万円程度です。
このタイミングで買うのが正解かどうか?
CPI前後では動きが読みにくいので、トレードは控えるのが定石かと思います。でも積立で少量買っている身としてはあまり関係ないです。少し下がれば買っていくスタンスです。
仮想通貨全体は、半年から1年くらいレンジ相場になりそう…そんな予感がしています。
長期的には、ビットコイン・イーサリアム上昇にベットしています。
あくまで個人的予想です。
いずれにしろファンダメンタルズの裏付けがないと長期的に持てないので、
まずはとても大事なCPIについてです。
CPIの推移をみるサイトの紹介
tradingeconomics.comのサイト↑です。(https://jp.tradingeconomics.com/)
いろいろな指標が見やすいです。
しかも日本語でわかりやすいです。超おすすめです。
米国のインフレ率のページは、
直接(https://jp.tradingeconomics.com/united-states/inflation-cpi)に飛ぶか、
トップ→カントリー→米国→価格→インフレ率
とクリックしていけばOKです。
前々回は7.1%、前回は6.5%、今回は6.4%でした。
下がってきています。
このサイトで他にもいろいろ見れます。
↓国別のインフレ率や失業率なども一気にチェックできます。とても便利です。
CPIとイーサリアムの関係
ファンダメンタルズを整理すると、
- CPI高い=インフレ率高い=物価高い
- ➡︎FRBはインフレ率下げたい
- ➡︎FRBは金利上げてインフレ率下げたい
- ➡︎これから米国金利上昇しそうと市場が思えば、ドルインデックス上がる・債券上がる・景気後退する・株価下がる
イレギュラーはありますが、だいたい↑の感じで理解しています。
リスク資産である仮想通貨は、金利や債券と逆相関になるのが基本です。なのでこのままFRBが強気で金利を上げていくと、仮想通貨は下がる(上がりにくい)はずです。
ただ個人的には、仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム)は、2023年はヨコヨコのレンジで動くと予想しています。なぜか上がってみたり、下がってみたり..
加えて暴落局面がありそうな予感もしているので、そこはラッキーと思いつつうまく拾いたいと思っています。
予想に反して下がる局面がなく、スルスルと上がってしまった場合は、指を加えてみていることになります。その場合は、年初から1ヶ月くらいで買った分の利確をして、今年は終了かもしれません。
○○%で表されるインフレ率ではなく、消費者物価指数CPIでみると、
物価上昇スピードがコロナ以降に早くなっているのが分かります。角度が上がってます。
原因は、
- モノ消費の上昇
- 労働者減少
です。
外食などが減り、サービス消費が減り、スーパーなどで買って家で食べる・消費する「モノ消費」が増えました。消費が増えるので需要が高まり、もの不足=価格上昇しました。
コロナで早期退職・退職者が増え労働者が減少、結果として人手不足、これもインフレにつながります。
いまアメリカはインフレ率を下げたいのですが、
目標は2%です。
いま6.4%なので、まだまだ高いですね。
なのでまだ金利をあげて、高い状態を継続する必要があると考えるのが自然です。
整理すると、
インフレ下げたい=金利上げるしかない
金利上がる=ドル高が市場予想より進むなら、株安傾向、リスク資産は上がらない傾向です。
米CPI鈍化傾向=仮想通貨上がりやすい
CPI上昇スピードが弱くなりはじめ、年末にかけて利下げが始まるのでは?という空気感がでてくれば、株は買われ、仮想通貨も上がりやすくなります。
とはいえ金利・ドルインデックス・株価と仮想通貨がキレイに連動していません。
仮想通貨は1月以来強気相場が続いていて、この傾向が続きそうです。
下がってもすぐ上がる、
しばらくレンジ相場をメインシナリオで動きます。
日足200MAくらいまで下がってくれれば、買いやすそうです。