峠と鉄道のテーマパーク|碓氷峠鉄道文化むら
特徴
『碓氷峠鉄道文化むら』は、
群馬県安中市にあります。見て・触れて・体験できる、峠と鉄道のテーマパークです。
- 子供連れでも、大人だけでも楽しめます。
- 電車で行っても、車で行ってもOKです。
碓氷鉄道文化むらは、以前にブラタモリでも紹介されました。
行く前にチェックしてみると、より楽しめます。
また、昼食には峠の釜飯が有名なのでおすすめです。
群馬県のなかなか山奥近くにあります。
すぐ近くの景色を見ると、険しい碓氷峠の山々が隣接しています。
別名『PoPPo Town』とも言います。
鉄道好きの子供はもちろん、大人だけでも十分に楽しめるテーマーパークです。
営業時間
- 3/1~10/31:9:00~17:00(入園16:30まで)
- 11/1~2月末日まで:9:00~16:30(入園16:00まで)
- 定休日:毎週火曜日
冬場と夏場で営業時間が少し違うので注意しましょう。
また火曜日は基本休業です。
料金
- 大人:500円
- 小学生:300円
- 小学生未満:無料
一般の入場料は大人は500円、小学生は300円、小学生未満は無料です。
交通/アクセス
車でのアクセス(東京から)
練馬IC⇨(関越自動車道:約70分)⇨藤岡JCT⇨(上信越自動車道:約30分)⇨松井妙義IC⇨(国道18号で約10分)⇨碓氷峠鉄道文化むら
駐車場:220台あります。
埼玉・東京方面からだと、関越自動車道から上信越自動車道に乗換えて、松井田妙義インターから下りて10分ほどのところです。
練馬ICからの時間はだいたい2時間弱といったところです。
電車でのアクセス(東京から)
東京駅⇨大宮駅⇨(新幹線25分)⇨高崎駅⇨(信越線)⇨横川駅
電車だと、信越線の横川駅に隣接している。横川駅は高崎駅から35分ほどです。
高崎は大宮から新幹線で行けば30分程度ですが、高崎線だと1時間半近くかかってしまいます。そのため、あまりそのルートはおすすめしません。
『碓氷峠鉄道文化むら』の楽しみかた
敷地はなかなかの広さです。
全て見て回ると、最低2-3時間程度かかります。
ミニSL
ミニSLは、石炭車が煙を上げて走る姿が迫力あります。
乗車することができます。1周は約300メートルで、短い間隔のダイヤで走っているため、ほぼ並ばずに乗れます。
あぷとくん
迫力のあぷとくん。こちらは園内全体を1周してくれます。1周は800メートルあります。
日本で唯一の電気機関車運転体験
ここでは本物のEF63系電気機関車運転体験ができます。
鉄道文化村は、日本で唯一の電気機関車運転体験ができることで有名です。本物の鉄道運転体験ができます。
ただしハードルも高く、前日講習を受ける必要があります。
講習は約1日がかりで、終了試験をやって合格する必要があります。講習費は約3万円かかるので、金額的にもかなりのハードルがあります。
※講習・運転体験には事前予約が必要です。
アプト式
信越線は、アプト式線路を採用していた路線があったことでも有名です。
現在の信越線は高崎から横川までですが、以前は横川から軽井沢までも通じていました。
アプト式鉄道は、険しい碓氷峠を超えるために用いられていた、登山用の鉄道です。中央に歯型のラックレールというレールが入っているのが特徴です。
『アプト式』の歴史を学べます。歴史的価値があるものです。
アプト式電気機関車ED42形です。
これは、急勾配の信越本線横川 – 軽井沢間のみで運用されていて、昭和38年まで現役だったものです。
蘇る|昭和の記憶
こういった昭和的な車内の感じを体験できます。
ノスタルジーを感じます。車内広告も古いまま残されています。
以前の鉄道では、よく車内で冷水が飲める設備がありました。
紙コップは円筒の紙コップではなく、平べったい折られている紙を広げて使うタイプです。
新幹線とか特急電車にありました。新幹線で飲む冷水は、とても特別感がありました。
オシ17系-2055の食堂車です。
日本の食堂車で、全テーブル4人がけで定員40名となった初めての形式です。それまでは片側は2人がけが主流でした。
オシ17系です。
1972年の『北陸トンネル火災事故』という火災事故の出火元となったことから、事故後に全車の使用が停止され、その後は廃車となってしまったという経緯があります。
今ではオシ17系-2055の車両だけが、ここで保存されています。
お座敷列車『赤城』の車内です。
かなり高級な作りです。国鉄時代の高崎支社(国鉄高崎鉄道管理局)に在籍していた、和式客車『くつろぎ』の1号車で、愛称は『赤城』です。
鋼鉄でオレンジ色の車体です。国鉄時代から走っていた車両の趣を感じます。
くつろぎの1号車のスロフ12 822『赤城』と、2号車のオロ12 841『榛名』をみることができます。
3号車から6号車は解体されてしまっていて、現在は残念ながらもう見ることはできません。
3号車オロ12 843『妙義』、4号車オロ12 842『浅間』、5号車オロ12 844『秩父』、6号車スロフ12 821『男体』。どれも周辺の山々の名称から付けられました。
車内中央に鎮座しているストーブ。
運転台に座って触れることができます。
山道を走る登山鉄道に特徴的なハンドルを持つ運転席です。
まとめ
定休日が火曜日なので注意しましょう。
入園時間が16:30まで、または16:00までなので、早めの時間から行くのがいいでしょう。
東京からですと、車で2時間強かかるので時間に余裕をもってお出かけしましょう。
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